ご相談内容一例

• 認知症の方が自分の過去のことを話したり、現実と違うことを言ったりするときには、どう話を合わせればいいですか？
• 認知症の方が自分の過去のことを話したり、現実と違うことを言ったりするのは、見当識障害の影響です。 そのため、事実と違うと指摘したり訂正したりすると、相手を混乱させたり傷つけたりする可能性があります。 そのような場合には、相手の話に興味を持って聞いたり、共感したりすることが大切です。 また、話題を変えたり、気分転換になるような活動を提案したりするのもおすすめです。

• 今までできていた家事など、何かをしようとすると時間がかかってしまいます。これは、認知症になってしまったのでしょうか。
• 軽度認知障害（MCI）の可能性があります。軽度認知障害（MCI）は、物忘れが主な症状であり、日常生活にはほとんど影響を及ぼさない状態を指します。 正常な認知と認知症の中間の状態であり、今後認知症を発症する可能性があるとされています。進行性の病気であるため、早めの対応が必要です。 専門家への相談をおすすめします。

• 認知症の方の介護に疲れたり、ストレスを感じたりするときには、どう自分の心をケアすればいいですか？
• 認知症介護は大変な仕事ですが、自分自身を過度に負担させないよう心がけることが大切です。一人で全ての介護を抱え込まず、 外部サービスや仲間とのつながりを活用して負担を軽減することが重要です。誰かに愚痴を聞いてもらったり、感情を共有することでストレスを軽減できます。 また、介護は一人ひとり異なるものであるため、他のケースと自分自身を比較しないようにしましょう。自分が元気でいることが、介護にもプラスに影響します。 自分の健康や趣味、リラックスする時間を確保しながら無理をせずに介護を行うことが大切です。

※ これらはご相談内容の一部です

月に2回開催している相談会では、認知症サポート医や認知症に関する専門家が相談を伺います。雑談をしにくるくらいの軽い気持ちでお越しください。

• 01認知症に関する専門スタッフが対応します
• 02お話をお聴きし必要な場合は、医療機関や支援サービスをご案内いたします
• 03相談料は無料です